好きは思わず顔に出る?!

2023.04.24

こんにちは!鈴木でございます。相変わらず使いにくい当店をお心に置いて頂いて、本当に光栄に感じております。
ここのところ、数回続けてこのブログページでコーヒーの抽出についてとかを簡単にですが書かせて頂きましたところ、思いのほかご好評頂けて、一応コーヒー豆屋の鈴木としましては、ありがたく感謝の気持ちでいっぱいでおります。
只、コーヒーには決まりはありませんので、皆様思いのままに楽しんで頂ければよろしいかと存じます。
あっ、でもこれはどんなものにも当てはまる事かも知れませんが、『決まりはなくても基本はある』のが普通ですので、迷われた時に限っては、基本に立ち返るのも宜しいかもしれません。(この辺りはスポーツとかと一緒です)
さてさて、美味しくコーヒーを楽しむ基本と言えば、まずはお気に入りの豆を手に入れることでしょう!
いえいえ、だからと言って、全ての皆さんに『鈴木のコーヒーを買いなさい』というわけではないのです。(当たり前です・苦笑)
只、出来れば焙煎に力を入れている焙煎屋さんとか、もしくは、鈴木から指導を受けたことがある弟子たち始め、関係各所なんかが特にお勧めになるかと。このホームページの中でも、〈鈴木からのあれこれ〉というページで紹介したりもしておりますので、お時間あるときにでも宜しかったらご覧になられてみて下さい。(たまには宣伝してあげないとね・笑)
さて、そうしてお気に入りの豆を手にしましたら、あとは淹れ方ですけど、器具はお持ちのもので何でもよいのです。豆の挽き方、お湯の(水出しなら水の)温度、蒸らし、抽出時間、ドリップならお湯の注ぎ方、位が基本でしょうか。
挽き方の基本ですが、日本の水は軟水でコーヒーの味が良く出ますので、豆をあまり細かく挽く必要はありません。只、エスプレッソのような抽出法の際は細かく挽きますが、それは、ヨーロッパの水が硬質のため、コーヒーの味が出ないので仕方なく…という話もヨーロッパにお住まいの方から良く聞かされます。
日本はなんといってもお水が良い国なので、少し粗目に挽いて、水の良さを存分に感じて頂きたいなと思います。(綺麗な琥珀色を楽しんでください)
次にお湯(水)の温度ですが、これまた決まりはなく基本ですが、当店のみならず、直火やそれに準ずる焙煎法でじっくりと火を通しているコーヒー豆を使用する際は、思いのほか低め(82℃~85℃位)の温度がおすすめです。
逆に、大量生産されている豆につきましては、かなり熱々、100℃に近いお湯でさっと濾す感じがよろしいかと思います。
最近流行りの水出しにも、実は温度の基本がありまして、10℃以下の水で8時間抽出が基本です。
僕らが若いころは当たり前の事でしたが、今でも、もし水出しのガラスの器具を並べて抽出しているコーヒー専門店さんがありましたら、気を付けて見てもらいたいのですが、夏場になりますと、ガラスの水を入れた部分に、氷を入れて冷やしているはずです。
それは、夏になるとお水の温度が高くなってしまうので、それを防ぐためですが、ご家庭でしたら、冷蔵庫に入れておけば問題はないと思います。
あとは、蒸らしをちゃんとやりましょう!これ、ホント基本です。豆からのハンドドリップは勿論ですが、最近流行りのドリップバッグで作る際も、きちんと蒸らしをするかしないかで結構風味が変わってきます。
そして、抽出時間は杯数に関わらず3分前後、これが基本です。つまり、コーヒーの粉がお湯につかっている時間を同じくらいにすることが、美味しいコーヒーを、杯数に関わらず継続して抽出する基本なのです。
少ない杯数の時はゆっくりと、たくさんの杯数を淹れるときは全ての動作を早めに行ってください。これが基本です。
お湯の注ぎ方は、どうしても慣れによって違ってきてしまいますので、私たちプロのように、何千杯も淹れ続けていれば、嫌でも自然と身に付きますが、ご家庭では難しいでしょうから、細く、そして真下に“お湯を置く”イメージで頑張ってみて下さい。
う~ん、これはコーヒー教室を開いて、そこで教えて差し上げるのが一番手っ取り早いのですが、ここ数年、コーヒー教室はおろか、店も開けていない状態ですから、中々その機会がないですけど、鈴木が生きている間に、もしまた店が開けられたり、コーヒー教室を開催できたりする機会がありましたら、いくらでも教えて差し上げますので、その際は遠慮なく色々とお聞きくださいませね。
本当に、こんなやっているかやっていないかわからないような店、生きているのか死んでいるのかもわからないような鈴木に、お心あるお言葉をたくさん頂戴しておりまして、そのお気持ちに、いつも心が震えるほど感動して、感謝の気持ちでいっぱいでおります。
いつかまた、皆さんとお会いできる日が持てますように、今は体力の維持向上に努めます。
本当に、本当に、いつもありがとうございます!本日もつたないブログにお付き合い頂きまして恐縮です。それではまた…。

※今日の写真は、最近は何とか我孫子の隣、柏迄はカミさんと一緒になら出掛けられるようになったのでティールームでお茶している図です。
「鈴木さんも喫茶店とか入るんですか?」とよく聞かれるのですが、そりゃぁ、私だって喫茶店くらい入りますよ。(笑2)でもやっぱりコーヒーは頼みにくいので、飲むのは若い頃と同じで紅茶が多いかなぁ…、只、今日はカミさんがパフェも頼んで、店員さんが気を利かせてスプーンを二つ持ってきてくれたので、『じゃぁ、せっかくだから一口もらおうかな?』と、パフェを手繰り寄せたところをカミさんに「なにニヤケてんのよ」と、写真を撮られてしまった図です。
最近は、出来る限り甘いものは控えているのですが、やっぱり人間好きなものを目にすると自が出てしまうようで、顔がほころんでしまっていたようです。(苦笑2)

≪使いにくい店のお詫びです≫
※ここのところ初めてご利用のお客様も多く感謝しております。ご注文後は、自動の『受信確認メール』が届くはずですが、その確認メールが届いていない場合は、ご登録いただいたメールアドレスが違っていたり、クレジット決済の場合は、決済対応のページとのリンクがうまく行かずに、ご注文が保留になっている場合がございますので、その際は、一度お問い合わせ頂ければ幸いです。

※また現在、私が焙煎等の作業に集中できるように、メールでの受注確認のお知らせにつきましては、自動受信メールのみにて失礼しております。また、発送の際のお知らせメールにつきましても、私ではなく家族がすべて行っております。その為、寄せて頂いたコメントやご質問等にお応えできていないことも多いと思います。何卒ご容赦下さいませ。(スミマセン)

※更に、ご注文頂戴しましてからお届けまでには、長く日数頂戴しておりまして申し訳ございません。(現在何とか2~3週間前後でお届け出来ている状態です)勿論、できる限り早くお届けできるように頑張らせて頂いておりますが、それでも、一般的なコーヒー豆屋さんのように、数日以内のお届けは難しいでしょうし、私が体調を崩したりすれば、更にご迷惑をおかけしてしまう、本当に妙な、そして使いにくい店です。その旨、ご了承の上お使い頂ければ幸いでございます。

※母の日ギフトやお誕生日プレゼントでのご利用も多くありがとうございます。出来る限り頑張らせて頂きますので、ご都合ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

※皆様のお気持ちに感謝の気持ちでいっぱいでおります。
いつも本当にありがとうございます!
I wish for world peace.