コーヒー焙煎の神髄『ブレンドはシングル焙煎?or混合焙煎?』

こんにちは!鈴木です。さてさて、今回も、続いての『焙煎の神髄シリーズ』で、一般の方にはゴメンナサイね。
只、こういう事で悩んでいる焙煎屋さんも多くいらっしゃるようなので、勿論、これは単に鈴木の一案ではありますが、経験と、実際に結果が伴っている事実でもありますので、少しでも参考になれば・・・と思い、書く事にしました。
それでは始めます。

◎コーヒー焙煎の神髄『ブレンドはシングル焙煎?or混合焙煎?』

ブレンドを作る際、シングル焙煎したものを混ぜ合わせるか、生豆の段階で混合させてから焙煎するか・・・という事については、昔から色々と言われておりますが、私はどちらも有りと思いますし、実際、私自身は両方のやり方をしつつ、オリジナルのブレンドを作っております。

※2~3種類のブレンドならアフターで、4~5種類以上の豆を使用するブレンドなら、生豆の段階で混ぜ合わせてから煎った豆と、その後、シングル焙煎した豆を組み合わています。

只、普通に考えますと、シングルオリジンとして、数種類以上焙煎して販売している店であるならば、その焙煎した豆を、たとえば4種類、5:3:1:1の割合で混ぜたとしましても、あるものを後で混ぜ合わせた方が、簡単であるのは間違いないでしょう。

実際、現在都内などで自家焙煎のカフェを営んでいる店の殆んどがそのやり方のようです。
でも、私はちょっと違った考えをしております。

シングルオリジン、いわゆる私たちの時代で言うところのストレートの豆は、スポーツで言う所の個人競技のようだと思ったのです。

変な考えかも知れませんが、焙煎は、スポーツに置き換えると、わりあい見えてくるものが有るように感じております。(出ました!鈴木の焙煎はスポーツ?!的な持論です・笑)

1種類ずつシングル焙煎する豆は、その状態で最高を目指しています。
ところが、ブレンド珈琲を考えた場合、シングルで最高の物を集めれば、それで最高の物が創れるのか?・・・と疑問に思ったのです。

シングルで最高ならば、それはシングルで楽しめば良いと思いました。
無理にブレンドする必要などないのではないか?・・・そう思ったのです。

只、店の個性を表現するには、ブレンドが大事というのは、都内の数多ある焙煎屋や焙煎カフェが、数年後には潰れてしまう所も多く、その理由の殆んどが、美味しいブレンドが作れない・・・、他店との差別化が出来ない・・・、そんなことが理由ではないか?と、生豆の卸屋さんが良く嘆いておりました。

なので、ブレンドはこの商売をやっていくのにとても大事であるということと、逆に言えば、もし、美味しいブレンド珈琲が出来れば、他店と差別化できるので、経営面でも良くなる事は間違いないのではないか?・・・そう考え、ずっと営業して来ました。

先程、スポーツと置き換えてという話をしましたが、ブレンドは団体競技と私は考えています。

では、強いチームを作るにはどうしたら良いか?…そうかんがえますと、まずは、まとまりの良い、個性が強かったり、ずば抜けて凄い選手がいるわけではなくても、同じ方向性を持って、考えを共有できるベースとなるチームを創り上げ、そこに、インパクトプレーヤーとして、個性の強い、ある意味ずば抜けた選手を加えるというのはどうでしょうか?

私はそんな風に考え、混合焙煎したものをベースのチームと考え、その後、シングル焙煎した個性の強い、ある意味シングルで最高の豆を、助っ人的に合わせる事で、強いチーム=強い、個性のある、人気の出るブレンドを創るという事を心掛け、実践しています。

相変わらずの妙な話を長々と失礼しました。

焙煎をスポーツと置き換えるという、私のような妙な考えも必要ないでしょうが、只、ありがたい事に、当店のブレンドコーヒーは物凄く大人気ですので、プロとして結果が出ている状態です。

ですので、生豆の段階でのブレンドも、シングル焙煎したものを後からブレンドする方法も、ある意味、どちらも間違いではないと、私自身は思っております。

これはあくまで鈴木の個人的な意見ですが、少ない種類のブレンド(2~3種類程度まで)なら、シングルで焙煎したものを混ぜ合わせるのがバランス良く感じましたが、多い種類を混ぜ合わせるブレンド(4~5種類以上)なら、混合焙煎した方が、バランス良く感じました。

是非、皆さんも、ご自身で良いと思う方法を色々と試してみて下さい。
『コーヒー焙煎の神髄・ブレンドについて』でした。

<営業についての御案内です>
※現在、当店は、宅配便による通販専門店としての営業のみとなっております。(少なくとも年内はこの形となります)

※店頭販売につきましては、通常販売、ご予約販売、共に一切行っておりません。(忙し過ぎて開けられなくなりました・利益云々は関係なく直火焙煎による手創りスタイルを続けるにはこれ以上の製造販売は難しい為です)その旨、ご容赦・御了承ください。

※お取り寄せのお客さまは、この後の年末年始は、大凡ご自身で逆算したうえでご注文入れて置いて下さいませ。(只「いつ頃?」と聞くのはご容赦を)

☆彡使いにくい、使いにく過ぎる鈴木の店の御贔屓に心より感謝しております。細々と頑張らせて頂きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します!