鈴木から、旅立つ若者達に“贈る言葉”は、もっと無茶をしろ?!
2004.03.18
=04年版・春の限定珈琲「花酔曲(かようきょく)」が大好評で、ありがたいです!=
これは、ある晴れた日の、手賀沼の写真です。→
ちょっと“遠目に眺める”と、結構良いんですよぉ。
キラキラ輝く湖面を見ていると、幸せを感じます。
そろそろ桜の季節ですから、手賀沼周辺も賑やかに
なってくるでしょう。お花見なんて、良く考えてみたら
もう何十年もしていないかも知れませんが、やはり桜は良いですから、時間が有れば今年はゆっくり
見て回りたいものです。この辺りも見所はいっぱい有りますが、そう言えば、若い頃良く行っていた
千鳥ヶ淵とかも結構良いですよね。只、あの辺は、意味もなく酔っぱらいが一杯なので、絡まれない
ように、気を付けなくてはいけません。当時は市ヶ谷近辺のパブで働いたりしていたので、店の女の
子達を連れて歩くと、必ずと言って良いほど絡まれたような気がする。只、若い頃は、そんなの全然
怖くなかったし、気にもとめていなかったなあ。勿論、手を出す事は無かったけれど、いざとなれば
5人や10人なら、叩きのめしてやる!・・・と言うぐらい、腕っ節には自信があったからね。(笑)
まぁ、それはちょっと(かなり)オーバーだけれど、そのぐらい鼻息が荒くっても良いんじゃないかと
若い頃には思うわけで、それも、青春の特権のような気もするのです。只わけもなく元気で、尚かつ
その若さを持て余しているのです。「いったい何処で、何をすればよいのだろう。僕は、一体何処へ
行くのだろう・・・。」そんなふうに、ちょっと悩んでみたりなんかして。(ん~、若いって良いね!)
まぁ、そんなふうに思うって事は、それだけオジさんになった証拠だけどね。でも、最近ダイエットにも
成功したし、あの頃のように・・・とは行かないけれど、ちょっと格好もつけてみたいと思うのです。
やっぱり幾つになっても、「男は格好良く」でしょう!!そういえば、あの頃は“ジュリー”が大流行で
店の板さんまでが感化されちゃって、或る日、白いテンガロンハットをかぶって来たので、「あれぇ、
どうしたの?」と尋ねたら、「嫌だなぁ、鈴木くぅ~ん。わからない?“ジュリー”だよ!」って言ってたけ
れども、どう見ても、僕には“タコ八郎”にしか見えなくって、大笑いした記憶が有るなぁ。(ひどいね)
そんな事言いながらも、僕も、“タダ酒”を飲ましてくれる、当時はまだ珍しかった、知り合いのフィリ
ピンパブに行き、3姉妹と言いながらも、お前等絶対3世代だろう?(おばあちゃん・娘・孫?)という
お姉さん?達にお酌をしてもらいながら、ジュリーの「カサブランカ・ダンディー」とか言って、ウイス
キーを、霧吹きのように吹いていた記憶が有るなぁ。(10代後半でフィリピンパブはちょっと早い?)
今の、有る意味“ストイック”な生活とは、まるっきり真逆な毎日だったけど、あの頃に無茶をし尽くし
たので、今のような生活も、全然退屈じゃあない。じっと、只じっと美味しいコーヒー創りだけを考える
毎日・・・。こんな生活も結構楽しいのです。只、もう今となっては、当時の遊び仲間と会うことも無い
筈なのですが、何年か前だったかな。運悪く?当時を知っている(元)お嬢さんたちに遭ってしまって
その時に、「え~嘘ぉ、こんなオヤジになっちゃったのぉ。がっくりよねぇ~。もう、私の青春返してっ
て感じぃ!!」と、年甲斐もなく、若い子言葉?で云われたときには、ちょっとショックだったなぁ。
只ね、一言だけ云っておきたい。「そりゃ俺もオヤジになったよ。でもね、若かった頃だって、あんた
の青春に、ほんのちょっとだって関わった記憶は、俺には無いぞ!」ってね。(ぅう、くやしい・・・)
桜の季節になると、妙な事を思い出して、1人で落ち込んだり、怒ったりしている、馬鹿な鈴木です。
最近多い、若いお客さん達に、私から贈る言葉があるとすれば、「もっと、無茶をしろ!」かな・・・。
又、そんないい加減なことを云っては、いけませんね~。馬鹿も程々にしましょうね!(ハイハイ)
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