涙を悟られないように開く特別なコーヒー教室?!

2014.04.15

隣保館-コーヒー教室4こんにちは!鈴木です。今日は、いつもと少し違う‶とある場所”でコーヒー教室を開かせて頂きました。写真はそのワンシーンなのですが、その場所は通称『特養…』正式には特別養護老人ホームと言うのでしょうか?前から施設長さんに頼まれてはいたのですが、なかなか時間が取れずにいて、今日ようやくお伺いすることが出来ました。おかげさまで、午後1時過ぎから始めまして3時頃には無事終了しましたが、皆さん熱心でありがたかったですし、何だか嬉しかったです。
実は、もう10年以上も前に他界してはおりますが、僕の父親も最後は特養にお世話になっておりました。今回お伺いしたのとは違う場所の施設でしたが、その当時は、父親の為にも、勿論お世話になっている施設の為にも、何も出来ずに申し訳ない気持ちでおりましたので、今回、ほんの僅かではありますが、ご恩返しの意味も込めて一生懸命務めさせて頂きました。『あたし、ここに入る前は毎朝コーヒーとパンだったけど、もう何年もコーヒー飲んでなかったのよ。でも、今日は美味しくって2杯も飲んじゃいました…美味しくって2杯も飲んじゃいましたっ!』そう興奮して手を叩きながら話してくださったお婆ちゃまもいらっしゃって、介護の方も嬉しそうでしたし、最後は皆さんに拍手までしていただいて、思わず父親のいた施設の事を思い出してしまい(結構同じ感じの方がいらっしゃったりもするもんですから…)チョット涙が出そうになりました。情けない姿を悟られないように、感謝の言葉も早々に引き揚げてきましたが、本当に、皆さんありがとうございました。また、機会あればお会いしましょう。それまでどうぞお元気で!