心よりお見舞い申し上げます&感謝、そして心配…

2015.09.15

長縄さん-とも1 こんにちは!鈴木です。先日の大雨は、本当に大変だったですね。被害が出ている地域の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。ますはご無事で、そして、一日も早く普通の生活に戻れますように・・・。
実は、被害が出た地域から、ここ我孫子市もそう離れてはおりませんので、一歩間違えば、私達も被災していたかもしれません。お客様からも、ご心配いただく声を随分とお寄せいただきまして、心より感謝の気持ちでいっぱいです。(ありがとうございました!)
それにしましても、大雨の被害があったと思いましたら、大きな地震があったり、はたまた、各地で火山が噴火したり等々…、日本中大変な状態が続いております。こんな時に、アメリカの子分として、戦争に参加するための法案を成立させようとしている政府には、いくら政治に興味のない鈴木でも、ちょっとうんざりしてしまいます。拉致被害者も投げ出したままですし、このままでは誰も救えないどころか、人が死ぬばかりになってしまいそうで、なんだかとっても悲しいです。そんな鈴木の落ち込んだ気持ちを、まるで察してくださったかのように、先日、柏市在住で日本を代表する画家のお一人、長縄えい子さんがご来店の際、『こんな記事を勝手に載せちゃったのよ。よかったら見てね。』と、コミュニティ誌を置いて行って下さいました。長縄さんとは、もう長いお付き合いを頂戴しておりますが、本当にありがたいです。そう言えば、柏の公共の絵とかはだいたい長縄さんの物じゃないかなぁ?…、更には、お寺の壁画を書いてみたり、勿論、フランスはじめ世界中で活躍されておりますし、インドネシアの津波の際は絵本まで書かれて、新聞でも大きく取り上げられたりしておりました。なんでも、私のコーヒーが切れると“禁断症状”が出るそうで(笑)、作品にも影響が出てはいけない…と、おつきの?出版関係の方が運転手を務め、急いでコーヒーを買いに来てくださいます。私のコーヒーは、そんなに大したものではありませんが、何にしましても嬉しいです。今回のコラムは、『コーヒーを飲める平和』という表題で、私の気持ちも代弁してくださっているように感じますので、簡単に書きしるさせて頂きます。良かったらお読み頂ければ幸いです。

『コーヒーを飲める平和』
「永遠のシンデレラ」「雪月花」「もう一日生きたくなる珈琲」など、まだまだこの美しいネーミングは続く。
これはみんな、コーヒー豆の名前である。このコーヒー店の主がそれぞれのコーヒーを味わって命名したという。詩人ですねー。
彼はコーヒーの焙煎の臭いの沁み込んだ甚平を着て気のせいかコーヒー色の顔に笑顔をつくって、お客を迎えてくれる。
私はもう三〇年もこの店鈴木さんの我孫子珈琲クラブの追っかけをやっている。コーヒーを包んでくれている間に小さなカップでコーヒーをご馳走してくれる。
この日の会話は、今、国会でもめている安保法案の事だった。コーヒー屋の主曰く「この法案がいつか日本を戦争に引っ張り込んで行ったら、コーヒーのおいしさなんて、贅沢は出来なくなるんでしょうね」
彼は寂しげに言った。

木は遠足にいかない
木はうんこもおしっこもしない・・・
木は木を切らない
そして百年も、千年も生きる

これは詩人川崎洋の詩の一部だ。
ずっとおいしいコーヒーの飲める平和を願って。

<ひと模様・164> 長縄えい子さん(画家・柏市在住)…感謝!by鈴木