ちょっと“ヘロヘロ”な、寝正月に感謝?!

2004.01.02

=年末年始限定、「開運珈琲」がビックリする程の物凄い人気を頂戴しています!!=

saru-2子供の書いた、年賀状用の絵なんぞで申し訳有りませんが

とりあえず「おめでとう!」と言う事でご容赦下さいませね。

ハッキリ言って、12月の半ばぐらいからは、もうヘロヘロ?で

意識朦朧な状態だったんです!(いくら何でもオーバーだね)

お世話になった方からのメールは見忘れるし、年賀状も勿論?

書いていないし、思うことの何一つ出来ない年末だったんですが

只一つ、忙しくさせて頂いたことに、心より感謝しております。

何もできませんが、皆様のご多幸だけをお祈りしています!

実は毎年、年末になると、この手創りスタイルはもうやめたい・・・と思ってしまう事が多いのですが

それは、ハンドピック(手選別)が大変で、指がつってしまう事が有るとか、毎日何百袋もの袋詰めで

夜中に腕が痛くて飛び起きてしまう事が有るとか、焙煎の煙と豆を挽く時の微粉で目をやられて

朝に目が開けられないぐらい、張り付いてしまうことが有るとか、あまりのきつさに、食べた物を

戻してしまうことが有るとか、その割に儲かるわけでないとか(笑)、そんな事が理由と言うわけでは

決してないのです。答えは、「皆さん、全ての方に珈琲豆を提供出来ていない」と言う事なんです。

12月、特に年末が近づいてくるとそうなんですが、手創りのスタイルであるが故、勿論、大量生産は

出来ませんし、さっきも書きましたように、ハンドピックという作業にも凄く時間が掛かります。

更には、味見をして、納得した物しか販売しませんから、混み合ってくると、お渡しできない方が

出てきてしまうのです。望まれているのに、それにお答えできない・・・、こんな辛い事はありません。

疲れてくると、「どうして僕は、こんな事をしているのだろう・・・」と、落ち込んでしまうのです。

只、そんな想いと葛藤しながらも、何とか乗り切れるのは、お客様の、「美味しい!」という言葉だけ

のような気がします。人様に喜ばれるのは、自分自身の生きる喜びであり、明日への希望であると

言うことを、ギリギリの中で感じさせてくれる年末。その年末を、ご迷惑をかけながら何とか乗り切り

迎えたお正月は、かなりバテバテで、ヘロヘロな寝正月となりました。何も出来ずに、犬と一緒に

只ボーっとするだけの毎日です。明日には、店に行って、焙煎も少し始めようと思っているのですが

こんな状態で出来るかなぁ・・・と、ちょっと心配なところです。でも、すでに年始のご注文も頂戴して

いますから、頑張って、気合い入れて、魂込めて、馬鹿みたいに、また珈琲豆と格闘します。

変な店で、本当にすみません!お嫌でなければ、今年も、お付き合い下さいませ。(嫌かなぁ・・・)

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