鈴木の根底にあるチャレンジ精神?!

2023.10.04

こんにちは!鈴木でございます。
非常に珍しく毎日のブログ更新です。(本当はそれが普通なんですけどね・苦笑)
今日は、現在ワールドカップで盛り上がってくれているラグビーについてちょこっとだけ書かせて頂きます。
前にも書かせて頂いたことが有りましたように、私は、実は高校受験に失敗しまして、行きたかった高校ではないところに通うようになりました。
当初、志望していた高校にはラグビー部があることを確認していたので、その高校に入ったら『ラグビー部に入って青春しよう!』と決めていたのですが、それが叶わなかったので、当初落ち込んでおりました。
只、気持ちを切り替えまして、その行くことになった高校の案内書を読んでみましたら、ラグビー部があると書いてあったので、入学してすぐに探してみたのですが、なぜか見つかりません。
職員室で尋ねたところ、「ああ、ちょっと前に廃部になっちゃったんだよね…」という事で、私は大ショック!『案内には載っていたんですけど』と詰め寄っても、「ああ、改訂が間に合わなかったんじゃないかな…」程度で、勿論、何も変わりません。
・・・で、大ショックを受けたまま、鈴木少年、いや高校生だから青年くらいかな?は、暗い高校生活を送っていたのですが、2年生になったころに一念発起、『無いなら自分で作ろう!』ということになり、結構大変だったんですが、なんとかラグビー同好会を立ち上げまして、最初は一人二人でしたが、私の熱心なスカウト活動が実を結び、3年生になるころには、1,2年生も含めて、なんと15人ピッタリの生徒を集められたのです。(ラグビーは1チーム15人なので)
・・・で、15人集まると、次に考えるのは『試合がしてみたい…』という事で、まだルールも良く分からないし、ボールだって1個しか持っていないし、練習場所だって、近くの芝公園でガキども(いえいえお子様達です)をどけて行うぐらいしかできなかったので、決してまだ試合の出来る状態ではないのですが、友達が「俺の中学校時代の知り合いが今ラグビー部で主将をやっていて、うちの学校でも同好会が出来たんだっていう話をしたら、いつでも練習試合してやるって言ってたぜ」というので、勿論これは社交辞令、もしくは、ある意味馬鹿にされての話なのですが、そこは一途な正美君です。『じゃぁ、みんなで行ってみよう!』という事になり、その高校は、専門のグラウンドを持っているという事だったので、とある土曜日の午後、ボール1個を携えて、ピッタリ15人の部員と共に、その学校まで押し掛けたのです。
確か、巣鴨駅から歩いて行ける学校だったと思うのですが、後で聞いたら、その学校はラグビーで常に都内でトップクラスで、全国大会にも出たことのある、強豪校だったようなんです。(無知って怖いですね・笑)
高校に着いて『〇〇君の紹介で来たんだけど、試合してくれるっていう事なんで、練習試合してもらえませんか?』と、今思えば、まぁ~恥ずかしげもなく、良く言ったもんだと思いますが(どの口が言っているんだか・苦笑2)
その時の主将の慌てぶりも面白かったなぁ、「えっ、マジ、本当に来たの?」という感じで、狼狽しておりました。
「とにかくコーチに聞いてみないと…」と、慌ててコーチを呼びに行って、一緒に戻ってきたコーチを見てビックリ、『いやいや、このひと堅気の人じゃないでしょう?』という感じの強面で、体型は、ラグビーというよりは、相撲部屋の親方のような感じで、しかも、なぜだか昔の強い運動部のコーチは竹刀を片手に持っていて、余計に怖さを醸し出しておりました。
ちょっと、というか、かなりビビったんですけど、そこは来ちゃった以上、勇気をもって、『練、練習試合してもらいたいんですけど…』と、伝えますと、その強面のコーチは、一瞬間を開けて、その後大笑いしながら「えっ、同好会の君らが、僕らと練習試合しに来たの?あっはっはっ」と、あきれながらも、「そうか、わざわざ来たんだから、もし、君らが試合しても大丈夫なくらい力があるようならしてあげよう。でもまずは一緒に練習してみて危険がないか確認してみようか」と言って、僕らを練習に混ぜてくれました。
その時、僕らは顧問も一緒ではなかったですし、今の時代では問題になるので、決してそんなことはしてくれないと思うのですが、そのトップクラスの部員たちに交じっての練習は(多分部員も50人以上いたのかな)、パスの仕方さえも良く知らなかった私たちにとって、その後の大きな糧となりました。
そして、1時間くらい練習した後、コーチの前に全員集合したところ、なんとビックリ!コーチ曰く、「お前ら結構大丈夫そうだから、身体の出来ていない1年生の2~3人はダメだけど、その子らはうちの1年生を貸してやるから、練習試合しよう!」と言うではありませんか。
ビックリ、ビックリ、でも嬉しくって、『お願いします!』と言って、確か15分ハーフぐらい、前後半で30分くらいだったと思いますけど、練習試合してもらいました。
普通に考えたら、いわゆるラグビーの世界でいう100点ゲームになるのが普通です。只、時間が短いので50点ぐらいかな?というのが大まかな予想ですが、いえいえ、なんとビックリ、前半はほぼ同点、私が一年かけてスカウトした部員たちは、実は、結構運動能力が高くって、中学の時には陸上の短距離選手だったり、1000人もいる男子校でも、身体の大きさがずば抜けて大きかったので、毎日熱心にスカウトして何とか引き入れた1年生は、大学になってもラグビーを続けて、県の選抜にも選ばれたりしておりましたので、元々、素質は結構ある人達が揃っていたのです。
・・・で、後半は慌ててレギュラークラスのメンバーに入れ替えて、それでも確か30対20くらいの点差だったと思いますが、楽しい、楽しい練習試合は終わりました。
私は高校出てからはプータローで、ラグビーもやめてしまいましたので、今思えば、練習試合とは言えども、そんな全国レベルの強い学校と試合してもらえるなんて、本当にありがたかったです。
その強面の、竹刀を持った相撲部屋の親方のようなコーチは、その時は結構な年の人に見えたのですが、何年か前にも、その高校がまた花園(野球でいう甲子園のような大会です)に出ていた時に、その学校の基礎を作った名コーチとして話が出ておりましたので、まだその時は20才代だったようです。(大変失礼しました)
いやいや、長々と又くだらない話をスミマセンでした。でも、ラグビーって、そういうちょっと粋な、といいますか、気の利いた話が多くって、そんなところも魅力の一つのように感じています。
その後、僕は紆余曲折、色々とありながらも、喫茶、コーヒーの世界に入り、究極の焙煎を追い求める焙煎職人となりましたが、心の中にはいつもラグビーが隣にいます。
ラグビーが好きで好きでたまりませんし、今回、ワールドカップで頑張るジャパンの事も、その頃から、常に応援し続けています。
万が一機会がありましたら、皆さんもラグビーを応援してあげて下さいね。どうぞよろしくお願い致します!(コーヒーの事を頼む時より熱が入る・笑2)

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今日の写真は、体調が今一つなので…と、都内に出るお仕事は断り続けている状態にもかかわらず、どうしても我慢できずに、今年の夏、ジャパンの試合を秩父宮に見に行ってしまった時の鈴木です。(苦笑2)
着ているジャージは、ちょっと前の物にはなりますが、コーヒーを通じて知り合いになれた、オールブラックスのレジェンド、ジョン・カーワン氏(第1回ラグビーワールドカップのトライ王)が、ジャパンの監督をしていた時代に沢山頂いた本物の日本代表ジャージです。(確かその時キャプテンをしていた菊谷選手のを貰ったように思います・なのでデカい)
普段は店に飾ってありますので、お好きな方がいらっしゃいましたら、ぜひ見にいらしてくださいね。ワールドカップのセカンドジャージとか、2016年・日本で行われた天覧試合の際のスコットランド代表のジャージなんかも、なぜか持っておりますので、その辺も結構貴重な品かも知れません。
スミマセン…。ラグビー関係の話になると長くなってしまいますので、ひとまずこの辺で。
結構ラグビー同好会時代のくだらない話なら、まだまだ沢山ありますので、またの機会を見つけてお話しさせて下さい。(まだ話すんかい・大笑)

<使いにくい店のお詫び>
※ここのところ初めてご利用のお客様も多く感謝しております。ご注文後は、自動の『受信確認メール』が届くはずですが、その確認メールが届いていない場合は、ご登録いただいたメールアドレスが違っていたり、クレジット決済の場合は、決済対応のページとのリンクがうまく行かずに、ご注文が保留になっている場合がございますので、その際は、一度お問い合わせ頂ければ幸いです。

※また現在、私が焙煎等の作業に集中できるように、メールでの受注確認のお知らせにつきましては、自動受信メールのみにて失礼しております。また、発送の際のお知らせメールにつきましても、私ではなく家族がすべて行っております。その為、寄せて頂いたコメントやご質問等にお応えできていないことも多いと思います。何卒ご容赦下さいませ。(スミマセン)

※更に、ご注文頂戴しましてからお届けまでには、相変わらず日数頂戴しておりまして申し訳ございません。(現在何とか10日~2週間前後ではお届け出来ている状態です)今後も、出来る限り早くお届け出来るように頑張らせて頂きまして、出来ましたら一週間前後でのお届を目指してはおりますが、それでも、一般的なコーヒー豆屋さんのように数日以内のお届けは難しいでしょうし、私が体調を崩したりすれば、やはりご迷惑をおかけしてしまう、本当に妙な、そして使いにくい店です。その旨、ご了承の上お使い頂ければ幸いでございます。

※ここのところ季節のギフトや、お誕生日プレゼント等でのご利用も多くありがたく感じております。出来る限り頑張らせて頂きますので、ご都合ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

※いつも本当にありがとうございます!
I wish for world peace.