人様の人生だったら面白い話-2

2021.05.03

こんにちは!鈴木でございます。せっかくのゴールデンウイークですが、世の中も落ち着かず、厳しい状態が続いておりますですね。それにも関わらず、こんなに使いにくい鈴木の店をご贔屓下さいまして、心より感謝の気持ちでいっぱいでおります。
店頭販売は、100%ご予約販売のみと言う、ありえないコーヒー豆屋ですが、今暫くの辛抱が大事と肝に銘じて、細々と頑張らせて頂きますので、何卒よろしくお願い致します。
そんな厳しい状態の中でも、鈴木のお勧めする新しいコーヒーをご用命くださる方も多く感謝&感謝です。『バタック・ナウリ』は早くも大人気ですし、今日の写真にあります、深い森と動物愛護をテーマにした珍しいコーヒー達も、そっと限定販売始めたところですが、思いのほか皆さんにご指名賜り光栄です。
今回のコロナ禍のみならず、温暖化の影響もあり、世界は大変な状態となっておりますが、コーヒーの世界も例外ではありません。深い森を保護して、動物たちが暮らせる状況を維持するという事は、ひいては美味しいコーヒーを作る環境を保護する事にも繋がってくれると私は信じております。そんな思いで今回仕入れてみた生豆達は、アフリカ・タンザニア産の『チンパンジーAA』と言う豆と、中米グアテマラ産の『カフェ・ピューマSHB』と言う2種類の豆です。
どちらも、いわゆる現代的なスペシャリティータイプとは違いますが、昔ながらの、本当に良質で、素朴な味わいとバランスの良さを感じて頂ける豆達です。入荷量が少ないので、そんなに長くは販売できないかもしれません。万が一機会ございましたら、是非、一度お試しになってみて下さいね。どうぞよろしくお願い致します!

あっ、今急に思い出しました。そう言えば先日、といいますか、結構前に『人様の人生だったら面白い話-1』として、私が小学6年生の頃の悲惨な話を書かせて頂いたのですが、その後、中学生なってからの劇的な変化については、<続く>という事だったにも関わらず、ずっかり忘れてしまっておりました。これはきっと年のせいですね。(都合が悪くなると年寄りになる・苦笑)
そうそう、小学生の頃、超根暗で、太っていて、手足に50個以上のイボが有って、女の子たちに嫌われていた、悲しい少年時代の鈴木だったのですが、中学生になって、制服を着るようになりますと、長袖、長ズボンなので(小学校の時は半ズボンだったので特に足にあるイボが目立っていた)、手足にあったイボもちょっと隠れるので、ほんの少し気が楽になっておりました。
そして、中学生になると何かしらの部活に入らなくてはいけなくなっていて、当時、スポーツなら、唯一得意だった水泳をやるか、これまた、小学校の大会で優勝したことも有る将棋をやるか、どちらにしようか悩んでいた時、偶然、小学校の頃、唯一優しかった友達を見つけて、『どっちか一緒に入らない?』と聞いたところ、確か「将棋はちょっと…」と言う感じだったので、『じゃあ一緒に水泳部に入ろう!』と、その子は泳ぎは出来ないという事でしたが、一人で入るのは嫌だったので、半ば強引に引き連れて、水泳部に入る事にしました。
当時の僕のイメージでは、水泳部は夏だけ泳げばよくて、後は遊んでいるイメージだったんですが(そんな部活あるわけない・笑)案の定、まだ寒いのに、確か5月の初めころからは泳がされていて、しかも、朝練も有って、かなりハードに毎日何キロも泳いでおりました。
もう本当にしんどくって、家帰ってご飯食べたら、下手すると、そのままバタンキューで、朝も早く起きて、フラフラしながら学校まで行き、そのまますぐに泳ぎ出すという毎日を続けておりました。
そして、運命の日、朝、顔を水で洗って、何気なく鏡を見ますと、結構顔が細くなっておりました。『うわぁ~、俺の顔、随分と痩せちゃったなぁ…』なんて、顔を撫でていて、ふと自分の手を見てみると、指や手の甲に、20個以上もあったイボが、なんと一個も無くなっているではありませんか⁉『まさか!…』、寝間着の裾をまくって足のすねを見てみますと、そこにも30個以上あったはずのイボが、何んと一個もなく、きれいさっぱりとした足になっているではありませんか⁉
…えっ、…えっ、と言う感じでしたし、一瞬、『これは夢?』とか思いましたが、どうやらそうではなく、本当にイボが無くなっているようでした。
感覚的には一夜にして無くなった感でしたが、多分、1カ月間くらい、バタンキューの毎日でしたので、その間に無くなったのだと思います。
しかも、イボが無くなっただけでなく、お腹を見たら腹筋が見えて、股ずれがひどかった太腿も、すっかり細くなっておりました。
『おいおい、正美、どうなっちゃたんだい⁈』と、自分で自分に突っ込みを入れつつ、にわかに信じられない事ではあっても、良い事なので、『まぁ、それならそれで良いか・・・』と、何だか自然に受け入れてしまった当時の鈴木少年なのでした。でも、そんなことって有るんですね。(ってなんだか他人事のようですが・笑Ⅱ)
その後は、人の見る目も変わり、性格的にもいくらか明るくなったんじゃないかな?根暗は根暗なんですが、中学の3年生ぐらいになる頃には、運動会は勿論ですが、マラソン大会やら、サッカー大会やら、何かしらのスポーツ大会があるときには、女の子たちから「キャーキャー」言われることも多くなって、そう言う事に慣れの無い正美少年は、(なんたって泣かれる程嫌われてたんですから・苦笑Ⅱ)恥ずかしながら、でもまんざらでない(内心は相当喜んでた)思春期を迎えることが出来たのでした。
いやぁ~、でも不思議ですよね。本当に人様の人生だったら面白い話なんですけどね。何度も言いますが、当事者としましては、あまり落差の激しいのは、ちょっと勘弁して欲しい…って感じです。
今日は、また個人的なくだらない話にお付き合い頂いてありがとうございました。
でも、こんな感じの話は、まだまだいくらでもありますので、また思い出しましたら書かせて頂きます。その時はお付き合い下さいませね。(^^♪