世界の平和を願いつつ・・・

こんにちは、鈴木でございます。本当に、いつも使いにくい当店をご贔屓賜りまして、ありがとうございます。
それにしましても、今、世の中大変な状態で、心が痛む毎日ですよね。
早く、この酷い戦争が終結しますように・・・と、願わずにはいられません。
僕は単なるコーヒー豆屋、何にもできませんが、祈る事だけは出来ますので、毎日、平和を祈りつつ、仕事に勤しませて頂いております。
それと、多分僕は、コーヒー豆屋としましても、ちょっと変わった経緯をたどって来ている人間でして、普通なら見る事も、触れる事もない世界の人たちとも、拘りのコーヒーをやっているが故、接点を持つこともあり、今回のロシアの件も、実はあまり驚いていないところもあります。
多分20年位前でしょうか、僕の店が良くなり始めて、全日空さんからの仕事の依頼があったり、ちょっとずつメディアで取り上げられ始めたころ、「日本の防衛に関わる仕事をしている会社の者なんですが・・・」と言う、非常に怪しげな電話があり、『これまた何の詐欺電話?』と、不審に思ったのですが、相手の方があまりに一生懸命に喋っていて、「怪しいものではございません」と言うのですが、『怪しい人はだいたいそう言うし(笑)』と思いつつ、お話し聞いていると、その、日本の防衛に関わるお仕事をしている方の会社が、これまた大いに世話になっているという方が、日本のトップクラスの人達が集まるサロンを開くらしいのですが、そこで提供するコーヒーを創ってほしいという事のようで、「私の立場があるので、どうしても断らないで欲しい」と、懸命に仰るのです。
『そんなすごいサロンで使うコーヒーでしたら、大手メーカーさんにお話しされた方が宜しいのではないですか?』と言ったのですが、その方仰るには、「どうしても鈴木さんのコーヒーでないとダメなんです」という事でした。
まぁ、私のコーヒーを気に入って下さっているならありがたい事ですので、当時まだヒマも有ったので、『一応お話し聞くだけでも良ければ・・・』という条件で、お会いしてみる事にしました。
新宿のちょっと先にある、初台という所に、オペラシティというビルが有るのですが、そこの一階ロビーで待ち合わせしまして、そのサロンのオーナーさんは、65歳になる女性の方で、「赤いバッグを手に持っていますから、それを目印にして下さい」と言うので、『なんだか映画みたいで面白いなぁ』と、ちょっとワクワクして、約束の日に、オペラシティに向かいまして、すぐにその方も見つけました。
その方は、とても品の良い女性の方に見えましたが、只、なんとっ、その人の後ろに、明らかに用心棒らしき、身体の大きな男性が周りをジロジロと見まわしているではないですか!!!
『うわっヤバい、これ絶対かたぎの人じゃないよ!』そう思って、その場を立ち去ろうとしましたが、私の顔は知っているらしく、「あっ、鈴木さん、お待ちしておりました」と、見つかってしまいました。(苦笑)
『あぁ、どうも、あ、あの、鈴木です』と、ちょっとしどろもどろで話しますと、「上のお店でお席用意していますから、そちらで話しましょう」と、有無も言わさず、最上階の料理店に案内され、昼間にも関わらず、フルコースやら、お高いワインやらで、接待されてしまいました。
お話ししていると、悪い方達には見えないので、ちょっとホッとしましたが、その女性の方は、戦争孤児で、東京の土地を若干遺産として相続している、いわゆる財界に属する方のようでした。
それと、赤坂で長年夜のサロンを何軒か持っていたのだけれど、65歳になって、夜の世界からは引退して、昼間のサロンを開きたいので、コーヒーは特に重要だから、全日空さんの企画で作った僕のコーヒーを飲んだことがあるらしくって、それで、今回の話になったという事でした。
僕は、あまりにも違う世界の方々とはお付き合いしたくないと思っていた人間ですので(なんたって全財産2千円で首を括る寸前まで行った人間ですから)、本当はお断りしたかったのですが、その方は本当に偉ぶるところもなく、私の事を立てて下さる方なもんですから、『じゃぁ、コーヒーだけのお付き合いという事でも宜しければ』という事で、コーヒーの提供をさせて頂く事にしました。
只、後でお話し色々と聞いていると面白く、夜のサロン(お高いクラブみたいなもん)を開いていた時のお客さまは、政界や、財界のトップクラスの方達ばかりだったようで、そう言う人たちを、時には、頭ごなしに叱ったりもする、「女信長」と言われ、日本が右に行くか左に行くかが、夜のサロンで決められている・・・と、週刊誌に追いかけられたりすることもあったそうです。
その方が、私に良く、「あのね、鈴木さん。ロシアっていう国は本当に危険なのよ。日本にだって、何時攻め入って来るかわからない。北の方では、凄く緊張感を持って、国を守っているの。だから、私たち財界でも、出来るだけ日本の防衛の為に頑張っているのよ」という事を話しておりました。
その頃は、少し前まで、自分が生きるか死ぬかで精いっぱいだったもんですから、そんなことは考えてみたこともなかったのですが、今になって思えば『確かに…』と言う感じです。
とっても優しい、それでいて凛とした方でしたが、生涯独身という事で、「あのね、鈴木さん。私も一度くらいは結婚してみたかったのよ」と、本音を漏らす事もあって、私は、『いやいや、まだまだこれからですよ。○○さん、全然、お若いじゃないですか!』と、励ましたりすることもありましたが、あまりに血気盛んなのがいけなかったのでしょうか、その後、お若くしてお亡くなりになられてしまいました。
でも、その時はまさかと思った『危険』が、今この世界中に緊張感をもたらしています。何とか、早くこの酷い戦争が終結しますようにと、平和を願わずにはいられない、祈りの日々を過ごす鈴木なのです。
また、明日は『3.11』更なる祈りの日でもあります。皆様も、どうかお元気に、心穏やかな大切な日々をお過ごし下さいませ。
そして、そんな皆様の安らぎの日々に、コーヒーが少しでもお役に立てれば幸いでございます。
世界の平和を願いつつ…。

『営業の御案内』
※現在、当店は、宅配便による通販専門店としての営業のみとなっております。

※店頭販売は、通常、ご予約共に行っておりません。その旨、何卒、ご容赦・御了承下さいませ。

※生産量には限りがあるスタイルですので、お取り寄せ頂く際、日付指定は承っておりません。御用意出来次第、順次お送りさせて頂いております。(「着日はいつ?」と聞くのはご容赦を)

※只、勿論ご都合あるお客様は遠慮なくお問い合わせ下さいませ。使いにく過ぎる鈴木の店の御贔屓に感謝しております!

◎最近「電話でも注文できませんか?」と言うお問い合わせを良く頂きますが、勿論、お電話やファックス等でも、ご注文承れますので、遠慮なくご利用下さいませ。
只、電話には出られないことも多いので(なんたって皇室関係の方の電話にも出ずに困らせてしまった鈴木ですから・苦笑)、その際は、留守番電話にお名前とご連絡先を入れて置いて頂ければ幸いです。追って、こちらからご連絡させて頂きます。宜しくどうぞ。