コーヒーは〇〇が命!だと思うのです…のお話し?

2016.10.05

peanuts2016-1こんにちは!鈴木です。気が付けば…と言う感じで既に世の中は10月なのですね。何だかバタバタしているだけで、実は何も出来ずに毎日過ごしているうちに、季節も、すっかり変わってしまっておりました。ブログページも久々になってしまいスミマセン…。(いつもの事ですが・苦笑)

写真は、私の手が小さいわけではなく、乗っている落花生が大きいのです。茹でて食べるものでしたが、いやぁ、凄く美味しかったですし、大きさに圧倒されました。(落花生にも面白い種類があるんですね~)
今年は差し入れをたくさんいただいて…なんてお話ししておりましたら、また送って下さった方がいらっしゃって、もう、感謝&感謝なのです。本当に、皆さんありがとうございました!何もお返しできずにスミマセンが、気持ちだけ…という事でご容赦下さいませませ。(相変わらずでスミマセン・苦笑Ⅱ)

そんな相変わらずの鈴木の店ですが、只今、3周年記念セットを絶賛販売中です。すでに多くの方からご注文頂戴しておりますが、この後、会員登録してくださっている皆様へ、宣伝の為のメール(メルマガ的なもの?)を送らせて頂こうと思っておりますので、届きましたら、御笑読頂ければ幸いです。
そこにも書かせて頂きましたが、最近、『コーヒーは〇〇が命!』というのをよく聞くので、私にとっての”命”について、少し書かせて頂きます。以下、相変わらずくどいですが、お付き合い頂ければ幸いで~す。(伸ばすな・笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□『コーヒーは焙煎する人の心と技が命です!?』というお話し
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『コーヒーは〇〇が命!』・・・最近、そんな話をよく聞くような気がいたします。

品質が命!、鮮度が命!、う~ん、確かに大事なことですよね。また、『当店はスペシャリティーコーヒー専門店!』というお店を最近良く見かけると、お客様から伺う事もあります。扱っている生豆の品質が良いという事だと思いますが、勿論、品質も鮮度も、とても大事なことだと思います。

でも、お客様から、こんな悩みを打ち明けられたことがありました。『あの、鈴木さんのお店って、営業時間も短いし、休みも多いでしょう。だから、どうしても間に合わないときに、鈴木さんのところと同じ銘柄のコーヒーとかを見つけて買ったこともあるんだけど、同じ銘柄だし、見た目には、煎り加減も同じくらいに感じたんだけど、何だか酸っぱ苦くてビックリしちゃったんですよ。それも、その場で煎りたてを提供してくれる店で購入したんですよ!一体なんでなんでしょうか?・・・』

勿論、お味につきましてはお好みもあるでしょうが、そんなお話をお聞きした時、まずは使いにくい店であることを謝らせて頂き(本当ですよね・スミマセン)、その後、『実は、コーヒーは銘柄が一緒でも、たとえ見た目が大きく変わらなくても、焙煎の仕方や、焙煎する人の”心と技”によって、大きく変わるものなんですよ!』と、お話しさせて頂く事もありました。

その時は、分りやすくするために、お料理の炒飯に置き換えてお話しさせて頂いたと思います。

『例えば、お米と野菜、それとハムと卵、塩や胡椒等々、調味料も材料も同じだったとしても、作る人によって全然違う味になってしまう事もありますよね。勿論、腕の良い調理人の方が作れば美味しいでしょう。でも、お料理下手な方がデタラメに作ったとしたら・・・、ちょっと食べられないものになってしまう事もありますよね。(塩辛過ぎるとかベチャベチャとか・笑)コーヒーの焙煎も、ある意味ちょっと似たところがあるのかもしれません。だから腕が必要なんです・・・と。

あまり良いたとえではないかもしれませんが、その方は、大いに納得してくださいました。

更に、ある意味突き詰めれば、一番大事なのは、やっぱり”心”なんじゃないかな?と思います。
なぜなら、腕をつけようと思うのには、『おいしいコーヒーを楽しんで頂きたい』という気持ちがなければだめですし、生豆の品質も、そして鮮度も、やはり、お客様に喜んでいただきたい・・・、楽しんで頂きたい・・・、そんな気持ちがなければ始まりません。

焙煎人の心と技、更には健全な心を持つために必要な身体、だからやっぱり『心・技・体』揃っての美味しさという事になりますでしょうか?・・・私達コーヒー焙煎人は、そのことを常に気持ちの真ん中に置いて、焙煎に勤しまなければならない・・・と、思っております。

『心を込めて美味しいコーヒーを!』簡単なようで難しいその作業に向き合い、そしてチャレンジし続けたいと願っております。

万が一『あぁ、鈴木はそんな気持ちでいるんだろうな・・・』と、なんとなくでも感じて頂ければ、この上ない幸せです。長々と余計な話にお付き合い頂き、ありがとうございました!