“きれい事”で良い・・・そうつぶやく相変わらずの鈴木?!

2005.06.22

=ファンの皆様、大変長くお待たせしました!「石臼“冷”ボトルアイス」出来上がりました!=

hyoushi-s1←つい先日発売された、サライ増刊「食のプロが選んだ 美味取り寄せ帖」

ですが、本当にありがたいことに、今回、私のコーヒーを“滝田 栄さん”の

ご推薦により、大きく取り上げていただいております。(P50の全面です)

世の中には、こんなにありがたい事も有るのですね。本当に嬉しいです!

全国の“こだわりの逸品”の中に、私のコーヒーがあることさえ、ある意味で

奇跡に近いことだと思いますが、更に今回は、あの食の達人として有名な

名優・滝田栄さんのご紹介です。滝田さんは、料理番組の司会を20年間も 務められた、食通で有名

な方です。その方が、「唯一飲むコーヒー」としての ご紹介ですし、「この人は本物。味も香りも全然

違う・・・」と、最高の賛辞も 頂いてしまいました。こんなにありがたい事はありません。全て皆様方の

後押し有ってこそ・・・と思います。(本当にありがとうございました!心より感謝の気持ちで一杯です)

でも、不思議なことに、良いことが有る度に思い出すのは、きつかったときのことばかりなんです。

10年前、美味しいコーヒー豆を創って生きて行く・・・と思いを決めたにもかかわらず、全然思うように

ならなくて、お金も、夢も、希望もなくって、毎日逃げることばかり考えていた頃のこと。。。

7年前、後ろの橋を断つ為に、最後の賭けとして、この我孫子にコーヒー豆屋として移って来た頃も

店で使う“ゴム印”さえ買うことが出来ずに、前の住所を削り取って使っていた頃の事。。。

全て、遠い昔のようでもあり、つい昨日のことのようにも感じてしまいます。あの頃の僕も、今の僕も

実はそんなに大きな違いはないんです。(ちょっと歳はとりましたけれど・・・笑)只一つ、気持ちの中で

「人様に喜んでいただく為に、コーヒー創りをする!」という意識だけは、悪かった頃、10年以上前の

僕と、その後では、大きく違うと思います。「きれい事で良いんだ!」そう思い出してからは、人目も

気にすることなく、「死にはぐった僕だが、人のために良い物を提供する。その意識を強く持ってから

全てが好転してきたんです」と言い続けています。「何そんなきれい事を」そう言う方も多いでしょう。

それならそれでも良いんです。別に人に迷惑は掛けませんし、(家族は迷惑かもしれないが・・・笑)

私のような者が、少しぐらい変でも、世の中大した影響はないでしょう。これからも、言い続けます。

「きれい事で行こう!」「力を出し切って、命を削って生きよう!」それで良い・・・。(かな?)

※滝田さんは、今、高杉良氏・原作「不撓不屈」という主演映画を撮影中です。皆さん応援よろしく!

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