<2000年2月18日>

私は、1960年5月生まれ・・・と言う事は、今年の5月で40才になる。

「40才かぁ~・・・」「はあぁ~・・・」なぜかため息が出てしまう・・・。

白状するが、私は昔、紅茶党だった・・・。今となっては大きな声では言えないけれど

「アイミティー」なる物を初めて飲んだときの感動は、言葉では言い表せないものだった。

「アイミティー」正確には「アイスミルクティー」である・・・。

私は、東京都新宿区の生まれであるが、10才の時に千葉県我孫子市へ

引っ越して以来、高校生になるまで、東京へ出るなどと言うことは

ほとんどなく、ましてや、喫茶店にはいるなんて事は考えられない

ちょっぴり田舎の香り?のする若者であったと思う。

その私が、初めて喫茶店で飲んだのが、そう「アイミティー」だったのである・・・。

高校一年の春、私は友人と喫茶店に入った。友人はタバコを吸うためによく入るらしいが

私は初めてだった。落ち着かない私を尻目に、友人は行きつけの店らしくこう言った・・・

「あっ、マスター、俺いつものアイミティーね!」(えっ・・・、何それ・・・。)

当時、喫茶店にある色々なメニューを、縮めて言うのが流行っていた?時代で

(例えば、レスカ、オジュー、クリソ・・・等々、んー懐かしい!)

初めて入った私には、何の事なのか、皆目見当がつかなかったのである。

「あっあっ、お、俺も同じやつを・・・」とりあえず知っているような振りをして注文したが

内心ドキドキものだった・・・。しばらくして出てきた“それ”はまるでヤクルトのような色をした

摩訶不思議な飲み物だった。一口飲んで、冷たいミルクティーであることは理解できたが

今まで自分が飲んだ、どんな飲み物とも違う、特別な美味しさに感じられたのである!

それ以来、自分自身が喫茶業にはいるまで、何処に行っても「アイミティー」オンリー

いつしか“それ”は、珈琲へと変わって行ってしまったが、最近やけに思い出す・・・

こう言うのを「年を取った」と言うのであろうか・・・。でも、それならそれで良いだろう

ヤクルト色した“それ”が、私の「青春の味」であることは、間違いないのだから・・・。

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